hi-ho光はおすすめできる光回線ではありません。
次のようなデメリットがあるからです。
[box class=”red_box” title=”hi-ho光をおすすめしない理由”]
- 割引やキャンペーンが弱く他社と比べて高い
- 利用者の評判があまり良くない
- 解約金がかなり高い
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この記事ではhi-ho光ならではの特徴を解説していきます。
おすすめの光回線は「おすすめ光回線比較と絶対に後悔しない選び方」で解説しています。[toc]
hi-ho光はどんな回線?
hi-ho光は株式会社hi-hoが運営する光回線です。
しかし、hi-ho光は独自の特典やキャンペーンが弱く、他社に比べてお得感がありません。
[box class=”yellow_box” title=”hi-ho光の特徴”]
[/box]
実態としてはドコモ光やソフトバンク光と同じ「光コラボ」というサービスで、回線業者とプロバイダをまとめて契約できるものです。
フレッツ光の回線を借りてhi-hoが提供しているので、光回線の質自体は悪くありません。
詳しくはこの先で料金・速度・キャンペーンなどを解説していきます。
1.hi-ho光の料金は高い
hi-ho光は実質の月額料金が高いというデメリットがあります。
各費用は以下の通り。
月額料金 | マンション:3,750円 戸建て:4,950円 |
---|---|
工事費 | マンション:2,000~15,000円 戸建て:2,000~18,000円 |
割引キャンペーン | 毎月500円引き(36カ月間) |
hi-hoスマート割 | hi-hoの格安SIMとセットで月額料金が200円引き |
プロバイダ料金 | – |
普通光回線は、大手スマホキャリアとセットにすることで大幅な割引を受けられます。
しかしhi-ho光は大手キャリアではなく、hi-hoが提供する格安SIMとのセット割引になっています。
利用者が少ない上に割引額もかなり低いので、あまりお得ではありません。
スマホとセットにした場合の実質月額料金を他社の光回線と比較してみましょう。
【マンションの場合】
光回線×キャリア (基本料金) |
1人 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 |
---|---|---|---|---|---|---|
hi-ho光×hi-hoモバイル (3,250円) |
3,050円 | 3,050円 | 3,050円 | 3,050円 | 3,050円 | 3,050円 |
ドコモ光×ドコモ (4,000円) |
3,000円 | 2,000円 | 1,000円 | 0円 | △1,000円 | △2,000円 |
auひかり×au (3,800円) |
2,800円 | 1,800円 | 800円 | △200円 | △1,200円 | △2,200円 |
ビッグローブ光×au (3,980円) |
2,980円 | 1,980円 | 980円 | △20円 | △1,020円 | △2,020円 |
So-net光×au (1,980円) |
980 | △20 | △1,020 | △2,020 | △3,020 | △4,020 |
SoftBank光×ソフトバンク (3,800円) |
2,800円 | 1,800円 | 800円 | △200円 | △1,200円 | △2,200円 |
SoftBank光×ワイモバイル (3,800円) |
3,300円 | 2,800円 | 2,300円 | 1,800円 | 1,300円 | 800円 |
NURO光forマンション×ソフトバンク (1,900円~2,500円) ※建物内の契約人数により変動 |
900円~1500円 | △100円~500円 | △1,100円~△500円 | △2,100円~△1,500円 | △3,100円~△2,500円 | △4,100円~△3,500円 |
So-net光 (1,980円) |
1,980円 | 1,980円 | 1,980円 | 1,980円 | 1,980円 | 1,980円 |
en光 (3,300円) |
3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
※hi-ho光は無条件で受けられる500円割引も合わせています。
【戸建ての場合】
光回線×キャリア (基本料金) |
1人 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 |
---|---|---|---|---|---|---|
hi-ho光×hi-hoモバイル (4,450円) |
4,250円 | 4,250円 | 4,250円 | 4,250円 | 4,250円 | 4,250円 |
ドコモ光×ドコモ (5,200円) |
4,200円 | 3,200円 | 2,200円 | 1,200円 | 200円 | △800円 |
auひかり×au (5,100円) |
4,100円 | 3,100円 | 2,100円 | 1,100円 | 100円 | △900円 |
ビッグローブ光×au (4,980円) |
3,980円 | 2,980円 | 1,980円 | 980円 | △20円 | △1,020円 |
So-net光×au (1,980円) |
980円 | △20円 | △1,020円 | △2,020円 | △3,020円 | △4,020円 |
SoftBank光×ソフトバンク (5,200円) |
4,200円 | 3,200円 | 2,200円 | 1,200円 | 200円 | △800円 |
SoftBank光×ワイモバイル (5,200円) |
4,700円 | 4,200円 | 3,700円 | 3,200円 | 2,700円 | 2,200円 |
So-net光 (2,980円) |
2,980円 | 2,980円 | 2,980円 | 2,980円 | 2,980円 | 2,980円 |
en光 (4,300円) |
4,300円 | 4,300円 | 4,300円 | 4,300円 | 4,300円 | 4,300円 |
※hi-ho光は無条件で受けられる500円割引も合わせています。
hi-ho光は基本料金は他社と比べるとかなり安いですが、実質料金はかなり割高です。
ほぼ全ての人にとってお得ではないので、hi-ho光はおすすめできません。
光回線はスマホに合わせて選ぶのがおすすめ
光回線をよりお得に契約したいのであれば、使っているスマホに合わせて選ぶのがおすすめです。
次のように選ぶと、最もお得になります。
- ドコモスマホを使っている → ドコモ光
- auスマホを使っている → auひかり
- ソフトバンクスマホを使っている → ソフトバンク光
- 格安SIMを使っている → NURO光 or So-net光
hi-ho光はhi-hoモバイルとのセットでお得になりそうですが、実はそうでもありません。
割引額は200円。
しかも、何台契約していても一律200円しか割引かれないんです。
格安SIMを使っている場合は、もともと料金が安い「NURO光」「So-net光」がおすすめですよ。
2.hi-ho光のキャンペーンはお得じゃない
hi-ho光はキャンペーンや特典が弱く、あまりお得ではありません。
現在やっているhi-ho光のキャンペーンは以下の通りです。
キャンペーン | 内容 | 条件 |
---|---|---|
割引キャンペーン | 毎月500円引き | 無条件で受けられる |
hi-hoスマート割 | 毎月200円引き | hi-ho LTE typeDシリーズ(格安SIM)とセットにする |
無条件で500円引きになるのはいいですが、それ以外の割引はないも同然。
他社のお得なキャンペーンや特典を考えるとhi-ho光はかなり割高です。
さらに、hi-ho光ではプロバイダを選ぶことができません。
他社の光回線はプロバイダを選ぶことができるうえ、独自特典を受けられます。
例えば次のようなもの。
- ドコモ光:最大20,000円
- auひかり:最大61,000円
- ソフトバンク光:最大33,000円
かなり高額なキャッシュバックがもらえるので、hi-ho光より断然お得なんです。
3.hi-ho光の速度は速い
hi-hoは通信速度があまり速くありません。
詳しくは口コミ・評判の章でも解説していますが、利用者の間で「とにかく速度が遅い。」という声がありました。
hi-ho光は光コラボの一種です。
そのため利用者が多く、回線が混雑しがち。
ただし他社の光コラボより評判が悪いのは、プロバイダの設備に差があるのだと思われます。
光回線はプロバイダによって速度が変わるので、より快適に使いたい方は評判の良いところを選びましょう。
ちなみにhi-ho光はIPv6の通信に対応しています。
この方式に切り替えることで、混雑ポイントを避けて通信ができるようになります。
要するに、通信速度が速くなるということです。
この点は○ですね。
4.hi-ho光の工事費は高い
hi-ho光は工事費が高いというデメリットがあります。
金額自体は一般的なものですが、工事費を割引するキャンペーンがないんですね。
他社の場合、工事費と同じ金額を月額料金から割り引くような特典があり、実質無料になることも多いんです。
hi-ho光の工事費は以下の通り。
工事内容 | マンション | 戸建て |
---|---|---|
派遣工事(配線あり) | 7,600~15,000円 | 7,600~18,000円 |
無派遣工事(配線なし) | 2,000円 | 2,000円 |
※土日の工事は+3,000円。17時以降の工事費は約1.3倍~1.6倍。
hi-ho光は光コラボの一種なので、建物によっては配線が既に整っている場合もあります。
すると配線がいらないので、無派遣工事になることも。
この場合は工事費が2000円に抑えられます。
ちなみに、派遣工事の費用は30ヶ月の分割払いになります。
5.hi-ho光はセレクトプランが充実している
hi-ho光はセレクトプランというものを選べます。
セレクトプランとは一言で説明するとオプションセットが充実したプランのこと。
通常のhi-ho光に+500円/月で、2種類のオプションをつけられるんです。
オプション | 内容 |
---|---|
マカフィー マルチアクセス | PC・スマホなどのセキュリティサポート(最大3台) |
hi-ho Wi-Fi by コネクト | 日本全国75,000件でフリーWi-Fiを使える |
リモートテクニカルサポート | PCやスマホのトラブルを電話でサポート |
お財布サポート by えらべる倶楽部 | 100万件以上の割引やクーポンを利用できる |
データバックアップ | PCやスマホのデータを無制限に自動バックアップ |
mieru-TV | 映画・ドラマが10,000本以上見放題になる |
※マカフィーは必ずつき、その他のオプションを一つ選べます。
欲しいオプションがある場合は、お得に契約することができます。
詳細はセレクトプランを確認してみてください。
6.hi-ho光の解約金は高い
hi-ho光は解約金が高いというデメリットがあります。
金額は以下の通り。
解約期間 | 違約金 |
---|---|
0~36か月目 | 30,000円 |
37か月目(更新月) | 0円 |
38か月目以降 | 9,500円 |
他社の光コラボは15,000円前後が相場。
hi-ho光の解約金は2倍近く高いことになります。
さらにhi-ho光は契約期間の縛りが3年もあります。
他社は2年なので、1年間長く縛られることに注意してくださいね。
縛りが長いうえに違約金が高額なので、不満があったときに気軽にやめられません。
hi-ho光の口コミ・評判
hi-ho光は評判がかなり悪いです。
「とにかく通信速度が遅い。」という意見が目立ちました。
利用者の口コミを見ていきましょう。
hi-ho光のいい評判
hi-hoの良い評判を探してみましたが、1つも見つかりませんでした。
もちろん、快適に使えていたとしても口コミを投稿しない方も多いです。
なので全ての方が不満を持っているわけではないと思います。
しかし、他社と比べて評判が悪いのは事実なので、あまり良いサービスとは言えません。
評判を気にする方は、hi-ho光はやめておいた方がいいでしょう。
hi-ho光の悪い評判
hi-ho光の悪い評判としては「通信速度が遅い。」というものがかなり多かったです。
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|
1Mbpsすら出ていない方もいました。
これならばポケットWi-Fiを使っている方が断然マシです。
ネットが重くストレスになってしまう可能性が高いので、hi-ho光はおすすめしません。
hi-ho光の契約方法
hi-ho光はネットからの申し込みのみとなっています。
契約手順は以下の通りです。
- 新規申し込みフォームにアクセス
- プランや必要事項を記入して申し込み
- 担当者から確認の電話がくる
- 工事
- 利用開始
申し込みが完了すると担当者から電話がかかってきます。
工事の日程などを決めるので、あらかじめ都合の良い日を考えておきましょう。
またhi-ho光ではメールアカウントを発行してもらえます。
4~16文字の好きな文字列を考えておくと、スムーズに契約できると思います。
メールアドレスは「好きな文字列@dab.hi-ho.ne.jp」のようなイメージです。
hi-ho光の解約方法
hi-ho光の解約は電話のみとなっています。
hi-hoインフォメーションデスクというところに問い合わせましょう。
[box class=”yellow_box” title=”hi-hoインフォメーションデスク”]
固定電話:0120-858140
携帯電話:0570-064800
受付時間 9:00~18:00(土日・祝も)
[/box]
hi-ho光の解約月の料金は日割計算となります。
例えば10月15日に解約した場合。
10月は1日~15日までの料金しかかからないということです。
計算方法は「月額料金÷その月の日数×使った日数」で求められます。
更新月に解約の連絡をしなかった場合、また3年間の自動更新が発生してしまうので注意してくださいね。
hi-ho光に関するよくある質問
hi-ho光に関するよくある質問に回答していきます。
支払い方法はなにがある?
hi-ho光の支払方法は、クレジットカードのみとなっています。
口座振替はできないので注意してくださいね。
「クレジットカードを持っていない!」というかたは、以下のプロバイダがおすすめです。
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- auひかり
- enひかり
これらは口座振替ができるので、ぜひ検討してみてください。
hi-ho光の問い合わせ窓口はどこ?
- メール:問い合わせフォーム
- 電話(インフォメーションデスク):0570-064800
既に会員の方はマイページからもメールでお問い合わせができます。
電話は繋がらないことがあるようなので、基本的にはメールを使うのがおすすめです。
サポート体制はしっかりしている?
hi-ho光のサポート体制はあまり良くありません。
利用者の口コミを見てみると次のような声がありました。
- 電話がつながらない
- 事務手続きが満足にできない
- 速度が遅いことにクレームを入れたら、乗り換えることを勧められた
ちょっと心配になる内容ですよね。
サポートの質が高いところで契約したい方は、他社の光回線がおすすめです。
hi-ho光への転用・事業者変更はどのように行う?
まずは、もともと契約していた光回線から転用番号・事業者変更番号を取得しましょう。
- 転用番号(東日本):フレッツ光(NTT東日本)
- 転用番号(西日本):フレッツ光(NTT西日本)
- 事業者変更承諾番号:現在契約している光回線
問い合わせをして「乗り換えたいから番号が欲しい。」と伝えましょう。
取得できたらhi-ho光の申し込みフォームに番号を打ち、申し込みをすればOKです。
まとめ
hi-ho光はおすすめできる光回線ではありません。
独自のキャンペーンが少なく割高なうえ、利用者の評判が悪いからです。
hi-ho光の特徴をまとめてみました。
[box class=”red_box” title=”hi-ho光の特徴まとめ”]
- キャンペーンや特典が弱く、料金が他社より高い
- 通信速度がとにかく遅く、利用者からの評判がかなり悪い
- 契約期間が3年間もあり、違約金が高い
- オプションプランが充実している
- hi-hoの格安SIMとセット割引がある
[/box]
hi-ho光をおすすめできる方はいません。
hi-hoの格安SIMを使っているならお得になりますが、セット割引はたったの200円です。
解約金が高いなどのリスクもあるため、やめておいた方が良いでしょう。
おすすめの光回線は以下の5社です。
[box class=”blue_box” title=”おすすめ光回線”]
- ドコモ光:ドコモユーザー
- auひかり:auユーザー
- ソフトバンク光:ソフトバンクユーザー
- NURO光:マンション住まいで、NURO光に対応している
- So-netひかり:戸建て住まい、上記以外
[/box]
詳細は下記のページで解説しているので、暮らし方に合わせて得な光回線を選んでみてください。
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