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置くだけWi-Fiやホームルーターをおすすめしない理由

ホームルーター(置くだけWi-Fi)が最近便利で話題ですよね。

  • 「工事不要ですぐにWi-Fi使える」
  • 「料金が安い」

こんな理由で、ホームルーター(置くだけWi-Fi)が気になりますか?

実は上記に当てはまる方がホームルーター(置くだけWi-Fi)を契約するのは、あまりおすすめできません

こんな感じで、ホームルーター(置くだけWi-Fi)は通信速度に関する口コミがあまり良くない上に、料金が特別安いわけでもないんですね。

この記事ではホームルーター(置くだけWi-Fi)の特徴やその他のWi-Fiとの比較を元に、「工事無しで安く使うにはどんなWi-Fiがおすすめか?」ということを解説していきます。

 

目次

 ホームルーターとは?

ホームルーター(ホームwi-fi)とは、その名の通り家専用で使うためのWi-Fiルーター(router)です。

コンセントに挿して置いておくだけでWi-Fiを飛ばしてくれるため、「置くだけWiFi」とも呼ばれていますね。

 

ホームルーターの種類としては、以下のようなものがあります。

  • WiMAXホームルーター
  • Softbank Air
  • モバレコエアー
  • ネクストモバイル

そこまでメジャーなサービスではないため、提供している会社は多くはありません。

 

ホームルーターを利用するメリットと言えば、やはり工事が不要でコンセントに挿すだけでインターネット(Internet)が繋がるという点です。

一般的な家専用のWi-Fi(光回線)とは違い、工事にかかる費用や時間をカットできるというのが最も大きな特徴。

また、急に引っ越すことになってしまった場合に、解約せずに引き続き使えるという点もGoodです。

 

ホームルーターをポケットWi-Fiと比較

工事不要のWi-Fiを使いたい場合は、ホームルーターの他に「ポケットWi-Fi」という選択肢もあります。

両者のルーターを販売しているWiMAX(ワイマックス)(プロバイダ:GMOとくとくBB)を例に挙げ、これらの違いを比較してみました。

ホームルーター
「L02」
ポケットWi-Fi
「W06」
利用する回線 WiMAX回線 WiMAX回線
最大通信速度 1.0Gbps 1.2Gbps
データ容量 3日で10GBまで 3日で10GBまで
通信制限 18時~2時の間1Mbps 18時~2時の間1Mbps
月額料金 1~2カ月目:3,609円
3~36カ月目:4,263円
1~2カ月目:3,609円
3~36カ月目:4,263円
契約期間 3年間 3年間
持ち運び ×できない ○できる
工事 不要 不要

※それぞれ最新の性能を備えた機種で比較しています。

使う回線や料金など、基本的な条件はどちらも同じです。

 

しかし、ポケットWi-Fiの方は以下の2点でホームルーターよりもおすすめです。
[box class=”blue_box” title=”ポケットWi-Fiのメリット”]

  • 通信速度が若干ポケットWi-Fiの方が速い
  • ポケットWi-Fiは持ち運びができる

[/box]

そのため料金やその他条件が同じならば、速度が速く持ち運びができるポケットWi-Fiの方がおすすめという結論になります。

 

口コミで不満が多いホームルーター

ホームルーターを実際に利用している方の口コミをネットで探してみると、「速度があまり出ない」「繋がりにくい」という声が多く見られました。

「ホームルーター」という名前だからと言って、特別家で繋がりやすいかというと、そうでもないんですね。

マンションやアパートなんかは同じマンションの人が使う時間なんかには遅くなります

自分はマンションでホームルーター置いてましたが時間によってはかなり遅かったです。

その為大家さんに許可を取り、個別に回線を引きました。
それでやっと早く使えるようになりました。

引用元:知恵袋

本日、発売されたばかりで、まだJCOMよりかは速くなるかなと思われるWiMAXのホームルーター l02を買いました。
なのですが、Switchで計測してみると昼でも10mbpsを切る遅さでした…有線も無線も速度は変わりません。

見た所アンテナが1、2本しか立っていなかったので、部屋の色々な所に置いてみたのですが、効果はありませんでした。

引用元:知恵袋

 

料金はポケットWi-Fiと変わらない

最も人気の置くだけWi-Fi「WiMAXホームルーター L02」とポケットWi-Fi「WiMAX W06」の料金を細かく比較してみました。

WiMAXのWi-Fiはどのプロバイダを通すかによって料金がかわるのですが、今回はどちらも「GMOとくとくBB」という最安プロバイダを経由した場合の費用で比較しています。

ホームルーター
「L02」
ポケットWi-Fi
「W06」
契約期間 3年 3年
月額料金 1~2カ月目:3,609円
3~36カ月目:4,263円
1~2カ月目:3,609円
3~36カ月目:4,263円
キャッシュバック 31,600円 31,600円
実質月額料金
(キャッシュバック込み)
3,348円 3,348円
解約金 1~12カ月目:19,000円
13~24カ月目:14,000円
25~36カ月目:9,500円
37カ月目:0円
1~12カ月目:19,000円
13~24カ月目:14,000円
25~36カ月目:9,500円
37カ月目:0円

 

表を見て分かる通り、WiMAXホームルーターとポケットWi-Fiの料金は変わらないんです。

契約期間やキャッシュバックに関しても、どちらを選んでも全く同じ。

そのため、家用のWi-Fi選びは料金ではなく、性能や使い勝手で決めるのがおすすめです

 

通信速度がポケットWi-Fiより遅い

 

性能面の比較をしてみると、「ホームルーター L02」は「ポケットWi-Fi W06」よりも若干通信速度が遅いというデメリットがあります。

ホームルーター
「L02」
ポケットWi-Fi
「W06」
通信速度 1.0Gbps 1.2Gbps
家での繋がりやすさ

 

また、ホームルーターの方は「ホーム」という名前がついているため家で利用するのに最適だと思われがちですが、実はそうでもありません。

WiMAXのポケットWi-Fi「W06」には、以下のような機能が搭載されています。

  • 高性能ハイモードアンテナ:室内でも安定して電波をキャッチしやすくなる機能
  • TXビームフォーミング:スマホやPCなどの機器を狙って電波を送る機能

 

ポケットWi-Fiの旧端末だとこれらが無かったので少し繋がりにくいことがありました。

しかし、現在の最新機種であれば上記のような機能がついているため、家でもストレスなくWi-Fiを使えるようになっていておすすめです。

 

持ち運べないから家も外もポケットWi-Fiの方が便利

ホームルータとポケットWi-Fiの最も大きな違いは、持ち運べるかどうかという点です。

ホームルーターはコンセントに挿さなければいけない上に端末が大きいので持ち運びができません。

それに対し、ポケットWi-Fiの方は外出中(鉄道車両内やカフェ、会社など)でもWi-Fiに繋いでネットができるようになります。

FreeのWiFi Spots(スポット)を探す必要はありません。

置くだけWi-FiよりもおすすめなWi-Fiの選び方

ここまでの解説を踏まえると、工事不要で使えるWi-Fiを契約するなら、圧倒的にポケットWi-Fiの方がお得で便利だという結論になりました。

 

ここからはそんなポケットWi-Fiの選び方を中心に解説していきます。

結論から言うと、ポケットWi-Fi選びでは次の4つのことを意識することをおすすめします。
[box class=”blue_box” title=”ポケットWi-Fi選びのポイント”]

  1. データ容量
  2. 速度制限
  3. 月額料金
  4. 通信速度

[/box]
いくら安くても、制限がかかってしまったり速度が遅いと使い物になりません。

逆に性能が良くても、料金の値段が高すぎるようでは継続して使えないので、総合的に見てバランスの取れたポケットWi-Fiを選ぶようにするのがおすすめです

 

置くだけWi-Fiで悩む人はポケットWi-Fiがおすすめ

恐らくホームルーターを検討中にこの記事にたどり着いた方は、以下のような考えをお持ちだったのではないでしょうか。

  • 工事をせず、待ち時間や費用をカットしたい
  • できるだけすぐにWi-Fiを使いたい
  • できるだけ安く抑えたい

 

ここまで見てきたように、ポケットWi-Fiであればこれら全ての項目を満たしています。

また、プロバイダや会社によっては端末を即日発送してくれるところもあるので、そういった観点からもベストなものを選んでいきましょう。

 

ポケットWi-Fiを選ぶならWiMAX(GMOとくとくBB)がおすすめ

やはりポケットWi-Fiを選ぶのであれば、業界で最も人気のWiMAX(GMOとくとくBB)がおすすめです。

先ほどWi-Fi選びに重要だとお伝えした点全てにおいて、バランス良く優れているからです。

 

WiMAX(GMOとくとくBB)
端末名 W06(端末代無料)
データ容量 3日で10GBまで
通信制限 18時~2時の間1Mbps(容量オーバーした翌日のみ)
月額料金 1~2カ月目:3,609円
3~36カ月目:4,263円
キャッシュバック 31,600円
実質月額料金
(キャッシュバック込み)
3,348円
最大通信速度 1.2Gbps
発送までの期間 最短即日

WiMAXは複数のプロバイダがありますが、「GMOとくとくBB」が最もキャッシュバックキャンペーンの額が大きく、月額料金が安くなります。

端末代も無料になるので、かなりおすすめのポケットWi-Fiです。

 

ポケットWi-Fiのおすすめプラン選び方

ポケットWi-Fiのプランは月に使うデータ容量(ギガ数)で決めるのがおすすめです。

プラン選択の手順は以下の通り。

  1. Wi-Fi会社を決める
  2. 月に利用したいギガ数を計算する
  3. 契約するギガ数を選ぶ(7GB/20GB/30GB/使い放題など)
  4. 機種を選ぶ

 

今回は性能・料金ともに優れているWiMAX(GMOとくとくBB)をおすすめしているので、この会社のプランを見ていきましょう。

WiMAX(GMOとくとくBB)では次の2つのプランが用意されています。

[box class=”blue_box” title=”WiMAX(GMOとくとくBB)のプラン”]

  • ライトプラン(月に7GBまで)
  • ギガ放題(3日で10GB、月間約100GBまで)

[/box]
ギガの消費量がイメージできないかもしれませんが、参考に1GB当たりのYouTube視聴時間を表にまとめたので、確認してみてください。

1GBに達する視聴時間
通常画質(480p) 約2時間
高画質(720p) 約1.5時間
超高画質(1080p) 約40分

以上から、1カ月間で通常画質(480p)動画を14時間以上見る方は、ギガ放題にしなければ途中で通信制限になってしまいます。

つまり、目安は1日約45分

1日45分以上動画やゲームを楽しみたい方であれば、ギガ放題を選択するのがおすすめですよ。

 

ルーターの機種を選ぶポイント

続いてルーターの機種選びのポイントですが、これに関してはよほどの事情が無い限り、最新機種を選択するようにしましょう。

最新機種の方が性能面で優れているからです

 

参考に、WiMAXの機種を比較表にしてみました。

機種 WX06 W06
(おすすめ!)
W05
最大速度 440Mbps 1.2Gbps 758Mbps
対応バンド 2.4GHz帯
5GHz帯
2.4GHz帯
5GHz帯
2.4GHz帯
5GHz帯
Wi-Fi規格 IEEE802.11ac/11n/11a IEEE802.11ac/11n/11a IEEE802.11a/b/g/n/ac
IPv6対応
ビームフォーミング機能 ×
対応台数 16台 16台 10台

※IPv6はプロバイダよって異なります。GMOとくとくBBの場合は〇です。

この中で最新機種と言われるのは、左「WX06」と真ん中「W06」。

最も新しいのがWX06ですが、こちらは安定感重視の端末になっており、スピードを考慮するとW06が一番おすすめです

 

W05などの旧端末はビームフォーミング機能がなく、安定感がかなり不安。

旧端末はできるだけ避けるようにするしましょう。

 

通信速度と安定性が気になるなら光回線も!

ここまではポケットWi-Fiをおすすめしてきましたが、「通信速度や制限面が気になるな…。」という方でしたら、やっぱり光回線がおすすめかもしれません。

光回線の特徴としては次のようなものが挙げられます。

  • 工事が必要
  • 場合によっては料金が高い
  • 通信制限が無い
  • 通信速度が速い

工事をして家に取り付けるだけあって、性能面ではやはりポケットWi-Fiやホームルーターより優れています

通信量は無制限で、3日で10GBのような制限もありません。ポケットWi-Fiの性能に満足がいかないのであれば、検討をおすすめします。

こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶︎おすすめ光回線比較と絶対に後悔しない選び方

料金を安くできる光コラボならスマホとセット割になる

光回線はホームルータやポケットWi-Fiと違って、スマホとのセット割引を受けることができます。

「光回線は高い!」というイメージがあるかもしれませんが、実はスマホとうまくセットにすることで、実質月額を1,000円以下に抑えることもできてしまうんです

 

softbank・docomo・au、大手3社の光回線とスマホをセットにしたときの料金を表にしてみました。

光回線 セット割後の料金
(3人家族の場合)
割引額
ソフトバンク光(softbank) 最安800円/月 おうち割:ソフトバンクユーザー一人当たり、最大1,000円の割引
ドコモ光(docomo) 最安500円/月 最大3,500円
au光(KDDI) 最安400円/月 auスマートバリュー:auユーザー一人当たり、最大1,000円の割引

※厳密にはスマホの利用料から上記の額が割り引かれます。また、割引額は契約しているプランによって変わります。

工事費用がかかる・持ち運べないなどのデメリットもありますが、場合によってはポケットWi-Fi以上に安く抑えることも可能です。

詳細はこちらでもランキング形式で解説しているので、気になる方は参考にしてください。:【2020年料金比較】自宅のWi-Fi・無線LAN契約おすすめ5選!

ポケットWi-Fiの性能面が心配だなという方は、ぜひ光コラボの検討をおすすめします!

 

まとめ

家でのWi-Fi利用を検討している方に、ホームルーターの特徴や、おすすめのポケットWi-Fiを紹介してきました。

結論としては以下のようになります。
[box class=”red_box” title=”結論まとめ”]

  • ホームルーターよりポケットWi-Fiの方が性能・利便性が高くおすすめ(速度が速い・持ち運べる)
  • ポケットWi-Fiであれば、WiMAX(GMOとくとくBB)で最新機種を契約するのが最もコスパが高い
  • ポケットWi-Fiの性能面が心配な方は、光コラボでスマホとのセット割を検討するのも◎

[/box]
工事不要のWi-Fiが欲しいのであれば、やはりWiMAX(GMOとくとくBB)がおすすめだと思いますよ。

やっぱり持ち運べて外でも使える点はイチバン便利だなと感じます。

 

この記事を参考に、ぜひ自分にピッタリのWi-Fiを選んでみてくださいね!

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